Akan International Crane Center [ GRUS ]
阿寒国際ツルセンター【グルス】
阿寒国際ツルセンター【グルス】
タンチョウへの人工給餌発祥の地であり、タンチョウの越冬地でもある阿寒町は、古くからタンチョウの保護に携わってきました。
1996年に設立された阿寒国際ツルセンターでは、専門の研究員がタンチョウの生態や行動などを研究し、それを発信するとともにタンチョウの保護に役立てていく、国内唯一のタンチョウのための施設です。
センターにはツルの生活や習性、からだのしくみなどを分かりやすく解説した展示コーナーや、いきいきとしたツルの姿を伝える映像コーナー、ツルに関する文献や映像資料を集めたライブラリーコーナーがあります。また野外飼育場では、自然に近い状態で飼育されているタンチョウが一年を通して観察することができます。


11月から3月上旬の間、分館タンチョウ観察センターの前に広がる給餌場では人工給餌を行い、野生のタンチョウが多い時で150羽以上飛来します。
撒いている餌はトウモロコシです。朝、ねぐらから出てきて餌を食べて過ごし、夕暮れ時に帰って行きます。
一日を通してタンチョウを見ることができますが、天候や時期、時間などによりその数は変動します。
入館料 Entrance fee for Akan International Crane Center and Tancho Observation Center

[本館] 阿寒国際ツルセンター【グルス】
開館時間 9:00~17:00
休館日 年中無休
[Main] Akan International Crane Center
9:00-17:00 Open
Open 365 Days
[分館] タンチョウ観察センター
開館期間 11月1日~3月31日
開館時間 8:30~16:30(11~1月は16:00まで)
休館日 期間中無休
[Anex] Tancho Observation Center
Open everyday (through November 1 to March 31)
8:30-16:00 ( through November 1 to January 31 )
8:30-16:30 ( through Februay 1 to March 31 )
阿寒国際ツルセンター【グルス】 見取図

①キッズスペース
&ライブラリー
タンチョウをはじめとするツル類やその他の鳥に関する図鑑、写真集や研究論文をはじめ、国内外の文献や資料を集め、自由に閲覧できます。
またキッズスペースでは木製玩具でお子様が遊べるようになっています。
④ビオトープ
自然を再生して、生き物が棲みよい環境を造った空間です。冬季はタンチョウが飛来するため閉鎖しておりますが、夏季は開放しておりますので、自由に散策できます。四季を通じて110種の野鳥を観察することのできるバードウォッチングに最適な場所です。

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②展示室
タンチョウの四季の姿や生活を約15分にまとめたオリジナルの映像を200インチの大画面で紹介しています。またパネルや映像・フォトCDなどを使ってタンチョウの生活や生態などを詳しく紹介しています。


③野外飼育場
野外には、マナヅルとタンチョウが自然に近い状態で飼育されており、間近で1年中観察することができます。
夏季、タンチョウは繁殖のため釧路湿原やその周辺の湿地で生活しており、野生のタンチョウに出会うことは難しいため、飼育のツルをご覧いただきます。

分館 タンチョウ観察センター

