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阿寒丹頂の里 ~人工給餌発祥の地~

 

 

  ある雪の朝、上阿寒地区在住の(故)山崎定次郎氏が自分の畑で、大きくて白い数羽の鳥が、トウモロコシの茎を積み重ねた「ニオ」を突付いているのを見つけ ました。あまりの美しさにしばらく呆然と見とれていたといいます。その鳥こそが、絶滅したと思われていたタンチョウだったのです。

 この大きくて美しい鳥を永遠に見続けたい。何とか生き延びてくれ。そう願いを込めて、当時の貴重な食糧でもあるトウモロコシを、畑一面に撒いたのです。しかしタンチョウは、とても警戒心の強い鳥で、撒いたトウモロコシにはなかなか近づくことはありませんでした。しかし山崎氏は、毎朝同じ時間にトウモロコシを撒き続け、タンチョウと山崎氏の間に信頼関係が生まれ、人工給餌が成功したのです。

 これが人工給餌のはじまりです。こうして厳しい冬にタンチョウが餓死することも減り、タンチョウの生息数も増えていきました。現在では三代目 山崎一彦氏が北海道から給餌人として委託され、給餌活動を行っています。

新着情報

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【縁結び大学に紹介されました!】

 生涯を添い遂げるタンチョウが見られるデートスポットとして

紹介されました!

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インタビュー記事はこちらから↓

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【2023年度 第2回自然観察会開催のお知らせ】

日 時:2023年5月28日(日)9:00~

参加費:入館料のみ

持ち物:長靴、カメラや双眼鏡など

​※小雨決行です。

【2023年度 第1回自然観察会開催のお知らせ】

日 時:2023年4月16日(日)9:00~

参加費:入館料のみ

持ち物:長靴、カメラや双眼鏡など

​※小雨決行です。

【第11回 タンチョウフォトコンテスト入賞作品展のお知らせ】

2023年4月29日より、第11回タンチョウフォトコンテスト入賞作品展を、阿寒国際ツルセンターにて開催します。

作品は2024年3月末まで展示しておりますので、ご来館の際には是非ご覧ください。

【釧路市内での鳥インフルエンザの発生について】

 

2023年3月10日に釧路市内で回収された死亡野鳥(ハシブトガラス)1羽について、3月15日、環境省から、国立環境研究所で実施した遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5亜型)が確認されました。

それに伴い、阿寒国際ツルセンターでは、鳥インフルエンザ対策のため以下の取組を実施しております。

来館者の皆さまにおかれましては、ご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

●入口での消毒の徹底

●屋外への出入口での消毒の徹底

​●野外飼育場での消石灰による消毒の徹底

​●駐車場出入口での消石灰による消毒の徹底

おしらせ

 給餌場にて午後2時に行っていた活魚の給餌は、2016年12月に北海道で発生した高病原性鳥インフルエンザの影響により
​中止とさせて頂いており、再開の見込みはございません。
 尚、トウモロコシの給餌は行っております。原則、朝に1度のみですが状況に応じて午後にも行うこともあります。朝の

​給餌は通常8時半頃行っています。給餌時間は当日の状況によって変わる場合もございますのでご了承ください。

   Feeding was canceled at 2 pm because of recent bird flu in Japan.
   But we feed corns in the morning. (8:30am)

フォトギャラリー

世界には15種類のツルが生息しています。

​ここでは世界のツルの生態などを紹介しています。

お役立ちページのリンク集です。

各種書類のダウンロードができます。

タンチョウフォトコンテストについて掲載されています。

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